2004 Tokyo City Tax Accountant Firms All Right Reserved
東京シティ税理士事務所を卒業し、独立開業した先輩税理士を紹介します。
新潟県新潟市
高野肇税理士事務所 所長
高野 肇
大学に入学し、安堵というよりも将来に対して漠然とした不安がありました。入学後すぐに、税理士・会計士の資格取得を目指すサークルから勧誘を受けました。先輩の話が印象的で入部を決意。大学生活を遊ぶだけで過ごすのではなく、有意義に学ぶ時間にしたいと思ったのです。在学中に税理士試験は1科目合格することができました。
大学卒業後は地元新潟にUターン就職しました。会計事務所に採用され、実務をやりながら税理士を目指しました。しかし、仕事も忙しくなかなか合格できませんでした。このままでは、税理士になるのに時間がかかりすぎてしまうと思い、一念発起をして上京しました。警備員のアルバイトをしながら専門学校に通い、猛烈に勉強し、すぐに残り3科目も合格することができました。この時28歳でした。特色のある税理士になりたいと思っていたところ、東京シティの求人票を目にする機会がありました。「資産税に特化している」「弁護士と仕事ができる」。ここしかないと思ったのです。
普通の事務所では経験できないことができました。弁護士が絡む資産税案件は相続紛争などのイレギュラーが多かったですね。そして、新宿という大都会に事務所があることもあり、金額の大きい大型案件を扱う機会が多かったです。金額が大きすぎて正直怖いと思うこともありましたが、おかげで度胸がついたと思います。
一度、大型案件でミスをしてしまったことがあります。最終的には解決できましたが、プレッシャーで眠れない時期がありました。
30-35歳の若い時代を東京シティで過ごせました。若かったですし、いろんなことを吸収したいと思うエネルギーがありました。いろんな経験ができたし、同世代の弁護士と一緒に仕事をするのは本当に面白かったです。普通の事務所では味わえない面白さがありました。
親のことが気がかりで新潟に戻ることにしました。36歳の時でした。地元の税理士事務所に就職。その後、山端先生のご縁で総合事務所に転職しました。司法書士、土地家屋調査士、測量士、不動産鑑定士など不動産に関係する有資格者グループの事務所でした。税理士は私一人だったので、独立している状態に近い感覚がありました。この事務所で3、4年働き、いよいよ自分の事務所を構えることになりました。現在は、在宅を含めスタッフ2名と私で仕事をしています。独立して17年程たちましたが、東京シティでの経験があるからこそ今があると感じています。
卒業して20年あまりになります。東京シティの事務所の様子を思い出すと懐かしさがこみあげてきます。仕事は大変でしたが、毎日が充実していました。
独立すると事業者として責任も増え、ひとりで判断しなければならないことが多いですが、東京シティでは、悩むことがあれば相談に乗ってくれる仲間がいる環境でした。若く能力のある先輩や仲間、弁護士と一緒に仕事ができるのは刺激的でした。
今いらっしゃるメンバーにメッセージなんておこがましいですが、どんどん事務所規模も大きくなり発展されていらっしゃることを嬉しく思います。東京シティは他では経験できないことができる貴重な職場です。チャンスを存分に味わい、実力を蓄えて成長していってほしいです。
特色のある税理士を目指したいなら、そして、もしそれが資産税なら迷うことなく東京シティの門をたたけばいいと思います。あなたの能力を存分に発揮してほしいです。東京シティはより高く成長できる場です。
※現在、法律部門は、「シティユーワ法律事務所」として独立し、東京シティ税理士事務所とは業務提携関係にあります。
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