卒業税理士の紹介

東京シティ税理士事務所を卒業し、独立開業した先輩税理士を紹介します。

税理士を大切な商品として、自分の「商品価値」を高めてくれた東京シティ。今思えば、独立のための練習になっていたのかもしれません。

東京都中央区

加藤大輔税理士事務所　所長
株式会社オーキス　代表取締役

加藤 大輔

税理士を目指した理由は？

実家が自営業のためか、昔からサラリーマンになるイメージはありませんでした。手に職をつけ、仕事は自分自身でやるものだと思っていました。
監査をする会計士ではなく、お客さまの中に入って、一緒に会社をみていきたいという思いがありました。
漠然とですが、40歳までには独立したいと考えていました。

東京シティ税理士事務所を就職先に選んだ理由は？

税理士試験を受験中から、大原簿記学校で合格済だった「相続税法」の講師をしていました。
その後、総合会計事務所へ入所。一通りの仕事を学ぶ基礎固めをさせていただくことができました。
次に資産税を専門的に活かせる場を探し、税理士会の就職マッチング組織に登録していたところ、山端先生からお声をかけていただきました。大原時代の講師の先輩に村岡先生がいらっしゃったので、そのつながりもあったのかもしれません。

東京シティ税理士事務所で学んだことは？

一般的な事務所ではボスから仕事をふってもらうことが多いと思いますが、東京シティは違います。自分でお客さまを得るところから解決まで、さらにはお客さまへの報酬の提示・交渉・決定まで全部、完結させます。選択すれば、やった分だけ報酬もいただけます。今思えば、独立のための練習になっていたのかもしれません。

また、専門学校で講師をしていたこともあり、入所後すぐにレジュメを作成し研修をやらせていただきました。その時のお客さまにはその後ずっとよくしていただきました。他にも、書籍の作成などさまざまな仕事を経験させていただきました。

東京シティ税理士事務所での一番の思い出は？（辛かったこと・嬉しかったこと、など）

確定申告前は忙しく、一度倒れてしまったことがありました。やらされている仕事ではなく、自分で選択しお客様のためにしている仕事ですから健康管理も自己責任です。翌日すぐ仕事に復帰しましたが、休みの取り方について考える機会になりました。

嬉しかったことは、裁量権を持ち自由にやらせていただけたことです。

現在の事務所の概要を教えてください

ターミナルとなる場所で開業したいと思い、2011年に、東京駅にほど近い東京中央区に事務所を開設しました。専門である相続税のご相談の他、会社設立サポートや中小企業の経営サポート、大家さんのサポートなども行っています。

東京シティ税理士事務所を卒業して、改めて感じる東京シティ税理士事務所の良さは？

1人のお客さまを最初から最後まで担当させていただけました。自分の給料も、がんばればその分増やせるとわかりました。これは貴重な経験でした。

ひとりひとりが独立した小さな会社のような働き方でしたが、かといって放っておかれるわけではありません。税理士を大切な商品として「商品価値」を高めてくれていました。単なる駒としてではなく、例えばそれぞれの税理士のファンを作ってくれるような、大きな意味でのサポートがあったように思います。

東京シティ税理士事務所の現在のメンバーへ

在籍中はさまざまなことにチャレンジさせていただき、本当にお世話になりました。皆様お忙しいことと存じますが、ますますのご活躍をお祈りしております。

東京シティ税理士事務所への入所をご検討されている方へ

東京シティでは、使われる身となって与えられた仕事をするのではなく、自ら仕事を作っていかなくてはなりません。手を挙げた者にはチャンスを与えてくれます。そこを理解し、自発的に「自分で」やり、「自分で」動ける人には、大変ですが非常におもしろい事務所です。

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