2004 Tokyo City Tax Accountant Firms All Right Reserved
東京シティ税理士事務所を卒業し、独立開業した先輩税理士を紹介します。
静岡県浜松市
丸知司税理士事務所 所長
丸 知司
大学卒業後は、大手金融機関でシステム開発を担当していました。システム開発に力を注ぎながらも、法務・税務のキャリアが足りないことに気が付き、勉強を初めていました。次第にサラリーマンではなく自分で何かやりたいという気持ちが強くなって行き、34歳で税理士を目指す覚悟をして夜間の専門学校へ入学しました。
税理士の合格まで3年かかりました。科目別で少しずつ合格科目を増やしていき、合格できたのは37歳でした。
不動産資産税を専業としている部分が目をひきました。当時、バブルも終焉を迎え、不安定な企業が多い中、東京シティはこれから先を見据えた事務所だと感じました。
東京シティの採用条件は30歳となっていました。当時の私は36歳。対象外だと分かってはいましたが、諦めることはできませんでした。「ここしかない!」と魅力を感じ、選考してもらえるように熱く訴えました。実は、その時、まだ2科目残っていて税理士の資格も持っていませんでした。それでも、採用してくださった事務所に感謝しています。
資産税という特殊な分野を学ぶことができました。他の事務所に行っていたら、ここまで学ぶことはできなかったと思います。
当時、事務所には税理士の他に9人の弁護士と2名の司法書士がいる合同事務所でした。相続に関することで法務的に難しいことを弁護士や司法書士と一緒にやれたのは他の事務所にはない魅力でした。
辛かった記憶は全くありません。確定申告時期は終電で帰宅する毎日でしたが、それでも面白いと思える日々でした。苦に感じたことは本当にありませんでした。
楽しい思い出は、何と言っても、代表の山端先生や事務所の先生方とお酒を飲んでいろんな話をしたことですね。人間関係が広がり、視野が広がり、仕事の幅も広がったと思います。弁護士や司法書士の先生方と仕事ができたことは、税務以外の視点を持つことができ貴重な経験となりました。
地元静岡に住んでいる父が脳梗塞になり介護をするために静岡に戻ることになったのが、税理士として独立したきっかけでした。
東京では、資産税に特化した仕事ができましたが、静岡では法人のコンサルティングがメインの仕事になり、仕事内容が大きく変わりました。これまで、不動産税務・相続に関する個人のお客さまとのお付き合いでしたが、独立後は社長さん相手の仕事ばかり。当時37歳、新分野に挑戦できる楽しみがありました。
独立開業して早いもので23年経ちました。従業員は10名ほどいましたが、次世代へのバトンタッチを考え、スタッフには積極的に税理士試験へアタックしてもらっています。
改めて考えると、山端先生の先見の目には心から敬服します。お客様の本当のニーズは何なのか、という洞察力に優れていました。細かいとろこだけではなく、全体像をつかむのが抜群にうまい先生でしたね。あのような素晴らしい先生の仕事を近くで見て一緒に働ける環境は貴重だと思います。
他の事務所では経験できないことができる事務所だと思います。正直、「やりたくないな」と思う仕事もあるかもしれませんが、消極的にならずに挑戦して欲しいですね。それが必ず、後になってから役に立ちます。
どんなアイディアでも「やってみれば?」と言ってくれる事務所です。それがたとえ稚拙なアイディアであったとしても、相手の考えを否定せず、前向きにとらえる社風があるので、意見は遠慮なく言える環境です。とにかく、やりがいのある職場と仕事です。是非、挑戦して欲しいです。
※現在、法律部門は、「シティユーワ法律事務所」として独立し、東京シティ税理士事務所とは業務提携関係にあります。
お申込み後に直近の見学・説明会のスケジュールをお知らせ致します。
東京シティ税理士事務所では、個人の方から不動産関連会社様まで幅広いお客様に対し、
不動産および相続に関する多岐にわたる税務サービスをご提供しています。
電話受付時間:平日・土日祝日 9:30~17:30 (土日祝日も開設)